ひとつ、質問させてください。「AVを観てみたいって・・わたし、おかしいのかな」という気持ちを、心の隅に持っていませんか。
持っているなら、今日この記事を書いていて本当によかったと思えます。なぜなら、わたしがまさにその気持ちを何年も持ち続けていた側のひとりだからです。
女性向けAVというものを最初に知ったとき、わたしはページを開いてはすぐ閉じていました。
誰かに見られるのが怖くて。それなのに気になって仕方がなくて、往復した回数は、たぶんもう数えるのをやめました(笑)。
今では普通に観ていますし、人生の充実度を上げてくれた存在のひとつだと思っています。
だからこの記事は、入口でためらっている「昔のわたし」に向けて書きます。当時わたしが恥ずかしいと感じていたことの正体と、どう折り合いをつけたのか。ここに全部書きますね。
そもそも女性向けAVって何だろう
最初に知っておいてほしいのは、女性向けAVというジャンルが、ちゃんと存在していて、年々作品が増えているという事実です。

このジャンルは、カメラの向け方、storyの積み方、男性の見せ方、そのすべてが「女性はどう描かれたら嬉しいか」を基準に作られています。
男性向けの作品と同じものを見ているのではなく、女性向けAVという、あたらしいジャンルを見ている、と考えたほうが実態に近いです。
そして観ている人は、世の中のあちこちにいる普通の女性です。
働いている人、子育て中の人、一人で暮らしている人。誰も口にしないから見えないだけで、実はとてもありふれた趣味のひとつになっています。
見えないからこそ「自分だけが変」と感じてしまう。わたしもそうでした。
なんで恥ずかしいの? 「変」と感じる正体
かつてわたしが感じていた違和感や不安を、整理してみると、3つに分けられました。
- 「AV=男性が観るもの」という、昔からあるイメージ
- 誰にも話せない、秘密にしておくべきことだという感覚
- もしばれたらどうしよう、という不安
1つ目は、女性向けというジャンルが存在している時点で、世の中が変わっていることの証拠なので、知識のアップデートで解決します。
2つ目は、唯一の信頼できる人や情報源ができるだけでずっと軽くなりました。そして3つ目が、正直いちばん大きかった。
わたしが折り合いをつけられたきっかけは、ある女性の書き手がこんなことを書いていたのを読んだ瞬間でした。
「自分の体を知りたいと思うのは、当然のこと」
——これを読んで、わたしは「観ること」と「誰かに知られること」を、ずっとひと続きのものだと勘違いしていたことに気づいたんです。別のもので、別々に考えられることでした。
折り合いのつけ方 わたしがやった3つのこと
ここからは、わたしが実際にやって、考えが変わっていったことを具体的に書きます。
まず、1本目の作品選びは「男性の姿がちゃんと見たいもの」からではなく、女性に優しい作品から選ぶこと。
ストーリーが自然で、女性の気持ちが丁寧に描かれた作品は、初めてでも入りやすいです。
わたしの1本目は、男性の姿よりも二人の関係性を丁寧に撮った作品でした。そこから少しずつ観たいものが育っていきました。

次に、誰にも言わなくていいと認めること。秘密にしておく義務なんてどこにもありません。
観ることと、誰かに知られることは別の話なので、安心して観る環境だけ整えればいいんです。
ブラウザの閲覧履歴やアカウントの扱いは、一度調べておくとずっと気持ちが楽になりました。
そして3つ目が、自分の体と向き合うことへの抵抗を下げてくれる作品を探すこと。
わたしは男性がひとりで感じている姿を描いた作品を観てから、「感じること自体が、一人でできる豊かな時間なんだ」と思えるようになりました。
これについては、別の記事でくわしく書いています。
「男性がひとりで感じている姿を観たい」という気持ちに、正面から応えてくれた作品のレビューを書いています。初めての1本の参考にどうぞ。
よくある質問
ここで、よくいただくご質問にお答えしておきますね。
Aさんやっぱり気になるのは、履歴が残ることなんです……。あとで誰かに見られたらどうしようって、想像しただけで怖くて。



その気持ち、よくわかります。わたしも一番最初に引っかかったのがそこでした。だからわたしは観るとき、基本シークレットモードを使うようにしています。あわせて端末のロックもかけておくと、さらに安心ですよ。



シークレットモード、思い出しました! 確かにそれなら、少し気が楽かもしれません……。



そうですよね。誰にも知られずに済む、って分かってから、観る前の緊張がぜんぜん変わりました。細かい設定は一度調べておくと、あとは何も気にしなくて済みますよ。
まとめ
女性向けAVを観ることは、変なことでも、誰かに申し訳ないことでもなくて、一人の時間を自分のために使う、ごく自然な方法のひとつです。
罪悪感は、それだけ自分のことを大事に考えてきた証拠だとも思います。
だから無理に消す必要はなくて、「知っていい」と許可を出してあげるだけで、少しずつ軽くなっていきました。
ためらっている方は、まず女性向けAVの一覧を眺めてみてください。
何も買わなくていいんです。ただ眺めているだけで、「これなら観てみたいかも」と思える1本が、たぶん見つかります。





一人の時間。画面の向こうに、新しい世界があります。もっと自分に優しくなれると思います。


